「Apple Watchは買いであるか」をコストパフォーマンスの観点で考えた

Apple Watch購入を迷っている方へ。購入意志決定プロセスのまとめです。

 
 
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「Apple Watch購入をしたいが迷っている」そんな方も多いかと思います。
 
 
 
私自身早い段階でApple Watchを購入し、既に数ヶ月使用しています。
 
新しいApple製品(しかも初のウェアラブル端末)ということで、とりあえずまずは使ってみようと考え購入しましたが、前評判としては限りなく悪いものでした(笑)。
 
 
 
それもそのはず、何より時計として使いにくいのです・・・
 
時間を確認したい場合、わざわざ腕を動かさなくてはなりません。
毎日充電必須で、電池は1日以上持ちません。
周りの反応がわりとめんどくさいです。
 
・・・
 
 
 
そんなネガティブなことを前置きで述べながら、私はあえて「買い」であると考えています。そのことについてコストパフォーマンスを絡めながら書いたのが本記事です。
 
 
IMG_6387▲Apple Watchのアプリ一覧画面。たくさんのアプリが並んでいる。
 
 
 
 
  

前提:商品購入の際に考える2つのこと

まずは前提。商品を購入する際、多くの人が考えるのが「実際に使うのか」と「投資対効果(コスパ)が高いのか」という2点だと考えます。
 
1点目の「使用するか否か」については、購入目的とその人の生活スタイルが大きく影響します。
 
2点目の「投資対効果(コスパ)」は「かけたお金に対して、価値の高い商品か」ということ。
 
 
 
 
 
コスパについては、「この商品はコスパが高い!」と判断する際は、必ず比較対象があります
 
 
例えば、「Aランチは800円でハンバーグのみ。Bランチは900円であるが、ハンバーグもエビフライも食べられる。Bランチの方がコスパが高い」
 
上記の例のように、「ランチ」というカテゴリーの中で、他のランチとの比較でAランチのコスパは評価されます。
何と比較するか(比較対象)によって異なるため、比較者がどういうカテゴリーで分類するかが重要となりますね。  
 
 
Apple Watchの場合で考えてみると、他の「時計」と比べる人もいれば、「ガジェット」「Apple製品」の中で考える人もいますし、「ウェアラブル端末」「アクセサリー」と比較する人もいます。その対象が人によって違います。
 
が、ここで「時計」など一つのカテゴリーに限定して比較しても、「一般的にApple Watchはコスパがいい」なんてことはわかりません。
 
なので、コスパを考える際は、比較できるあらゆるカテゴリーから考える必要があります
 
 
例:)
Apple Watchは「時計」というカテゴリーで考えると「コスパが高い」が、
「アクセサリー」というカテゴリーで考えると「コスパが低い」。
 
 
 
 
 

得られるリターン(価値)は2種類考える

さてコスパを測る「コスト」と「リターン」のうち、コストは既に一般情報として決まっています。(もっとも商品によってはどこで買うかで可変性のある要素となりますが・・)
 
そこでご自身で考えるべきは、「リターンの大きさ」。
Apple Watch購入で得られる価値(リターン)としては、以下の2つの観点をあげてみました。
 
 
まず思い浮かぶのが、機能的な価値です。
 
・暗闇でも確認可能な正確時計
・健康管理(毎日の消費カロリー、心拍数、着席時間の管理などが行える)
・通知機能(メール、LINE、電話、ニュース、株価、SNSなどの新着通知を受信。設定したもののみ)
・iPhoneのリモート操作機能(音楽、電話、カメラ、位置確認)
・予定、タスク管理機能
etc. 
IMG_6385▲毎日の消費カロリーが一目でわかる。
 
 
 
 
 
次に、心理的な価値
 
人によっては、Apple Watchを買うことで得られる話題性、ブランド力(転じて自尊心や安心感)が重要だという人もいます。
 
また「何かを購入、所有すること」「(お金などを)消費すること」自体、人の欲求を満たすことでもあります。
 
これまで使ってきたことのないものを使用することで、価値観が広がる、新しいアイディアが生まれると考える人もいるかもしれません。
 
IMG_6392▲ミッキーが時計盤に。ちょっとした話題になることも。
 
これらは定量化がちょっと難しいですが、要は「自分が心理的に必要」という気持ちを強く持てるかだと思います。
 
これら2つの価値が、同じカテゴリー(例えば他の時計製品)と比較してコストを見合った分、得られるか、を比較するわけです。
 
(もっといえば、商品購入コストについて考えるとき、生み出すお金も強く意識している起業家やフリーランスの方は「この商品を買うことでいくら生み出せるか」という観点でコスパの多寡を考えることも必要でしょう。)
 
 
 
 
 

コストは他のカテゴリーのものと比較

同じカテゴリー内で、機能的、心理的に価値を評価し、勝ち残った商品はいよいよ最後の評価に移ります。
それは、同じ金額で得られる全く別の種類のものと比較するということ。 
 
Apple Watchは42,800円〜なので、同じ金額を用いて他にできることと比較するのです。
 
 
ここでは、別カテゴリーのものと比較します。給料・ボーナスが入り、何かを購入したいという購買欲求を満たすものの候補と比較するわけです。
 
46,000円相当で買えるもの例:
▲46,000円の使い道。これらよりもApple Watchを価値があると思うか、ということ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、Apple Watchに関して、私はこのように考えました。
まず、前提。
 
【実際に使うか】
新しい時計が欲しいと考えていたので、使用頻度は高いと考えました。また、新製品を使うことにワクワクすると考え、ここは問題視しませんでした。
 
【コスパ】
時計を買い替えたい気持ちと、新製品を使いたい気持ちの2つがあったので、「時計」「新製品」という2つのカテゴリーで比較しました。
 
 
 
時計カテゴリー:
単に「時計」のみの機能で数十万円するものよりも、42,800円〜で、健康管理も行える、メールなどをより見直さなくなる、iPhoneをなくさなくなる、人気者にもなれる(これは邪悪な妄想)、ことが期待されるApple Watchがより価値が高いと考えました。
 
 
新製品カテゴリー: 
何か未知のもの(使用する想像つかないもの)を使いたいと考え、新製品の購入を検討しました。
 
新しいジャンルのものを使うとわくわくしませんか?こんなこともできるようになるのか、こんな使い方もできるんじゃないか、と。それって、例えばiPhone6からiPhone6Sにするよりも、発想も生活も変わることだと思うんですよね。
 
 
そう考えると、「うむ!43,000円は決して悪い金額ではないな」と。それでも仕事だったりプライベートだったりで、これらを様々な価値に変えることができれば、それは結果的に投資対効果(コスパ)としても「買い」なわけですね。
 
  
ちなみに43,000円で他にできることを考え、旅行なども検討しましたが、機能的・心理的にメリットの大きいApple Watchに勝る者はなしと判断しました。
 
 
 
 
 

結論:買ってみてどうであったか

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・・・
 
・・・
 
正直に申し上げます。
 
 
 
最 近 使 っ て い ま せ ん 。
 
 
 
 
 
 (なんというオチww) 
 
 
 
 
 
 
確かに、デザインとしてApple Watchは高いものがありますし、機能として体調管理が行えること、通知をまめに受け取れること等、日常的にそのメリットは大きいと言えるでしょう。
 
 
 
しかし、Apple Watchの場合、「必要要件」と言えないのです。ないよりはあった方がいい、しかしなくてもいい、「十分要件」となっているのです。
 
私にとってiPhoneは、それがなくては生活に支障をきたすほどのインパクトがあります。しかし、Apple Watchにはまだそのインパクトはありません。
(もっとも使い方次第なのでしょうが、数ヶ月使用して私はそのような使い方をすることはありませんでした。)
 
 
 
ということでオチ的に紹介しましたが、最後に商品を購入する際に検討すべき点として、その商品が「必要要件を満たすか(ないと困るか)」についても考慮しましょう。
  
 
 
せっかくの良い機会なのでまたApple Watchを使っていこうかな、と思います。(そもそも十分要件であっても、その商品を買う価値、使用する価値はあります。それは本人次第かと思います)
 
 
 
 
皆さんも使用頻度、投資対効果(コスパ)は何と比較するか、必要要件を満たすか、の3点。Apple Watchに関わらず、商品購入の際はぜひ上記観点で考えてみてくださいね。