何が違う?ブルーボトルとスターバックス、5つの共通点と相違点

日本に新しく進出したブルーボトルと、19年前に日本に進出したスターバックスの共通点と相違点を調べました!

 

 

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2015年2月6日(金)、東京都江東区清澄白河についにオープンしたブルーボトルコーヒー。

オープンから長蛇の列ができ、コーヒーは2時間待ちなど人気を博しています。

 

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オープンした「ブルーボトルコーヒー」が大行列でヤバイ

コーヒー好きならずとも注目している方も多いのではないでしょうか。

さて、そんなブルーボトルコーヒーがスターバックスコーヒーとどう違うのか?また、同じ点はあるのか?今回はそんなアメリカ西海岸から上陸した両コーヒー店を比較してみたいと思います。

共通点と相違点をそれぞれ5つずつまとめてみました。

 

 

共通点

1. 現地ローカライズされた店舗

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スターバックスは一店一店が同じような店舗設計、コンセプトとなっていると思われがちですが、それぞれの店舗ごとにあわせた作りをしています。それは、店の構造や接客においても同じ。(もちろん標準化すべきところは標準化されています)

ブルーボトルコーヒーも、清澄白河、青山と、店舗ごとにそれぞれその場所に最適化した(ローカライズした)作りとする方針を明らかにしています。一つひとつユニークで、その地に合わせるという展開方法は、他のコーヒーチェーンにはない両者に共通するところですね。

ブルーボトルコーヒーってどんな店? 創業者は日本の純喫茶がお気に入り 2015年清澄白河、青山にオープン【画像集】

引用:スターバックスの感動サービスの秘密, ぱる出版, pp.46.

2. おもてなし、ホスピタリティを重要視

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スターバックスが目指したのは、人々にとって職場でも家庭でもない第3の場所=サードプレイス であるということ。この点はブルーボトルも考えは同じです。来て頂くお客様に味以上に、その空間に来ることの価値を提供しているのです。

美味しいコーヒーを提供するだけでなく、人々に安らぎの時間を提供することを使命、理念とする点が両者に共通していることがわかります。

スタバ以上の旋風?「ブルーボトル」の自信

 

3. 日本への進出タイミング

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スターバックスは1996年8月に日本進出を果たしますが、これは北米以外(カナダが2番目)では初めて。一方のブルーボトルも、アメリカ以外の進出では今回の日本が最初となっています。

両者ともに、日本を好ましい重要市場と判断し、早期の進出をしたという点が同じですね。

また、スターバックスがまずは銀座、ついで初年度に御茶ノ水と段階的に出店したように、ブルーボトルも、青山、六本木と一つずつ出店する点も似ています。

引用:THE STARBUCKS EXPERIENCE, ブックマン社, pp.258.

4. 店舗限定グッズあり

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スタバで店や地域限定のタンブラーやマグカップがあるように、ブルーボトルでも店舗ごとの限定グッズが存在します。ファンとしては各店に行ってみたい気になってしまいますね!

スタバでは日本全店訪問を成し得た方がいるように、ブルーボトルにも熱烈なファンができるかもしれません。

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「ブルーボトルコーヒー」日本1号店の店内公開 “コーヒー界のアップル”が清澄白河に海外初上陸

 

5. 味へのこだわり

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両者ともにやはりここは譲れない大事なポイントです。スタバではアメリカ本社でこだわった豆の買い付けを行っており、また、フラペチーノなどお客様の声にあわせた独自の商品開発も積極的に行っています。

ブルーボトルは、オーガニックやフェアトレードにこだわった最高級のこだわりの豆を自家焙煎し、48時間以内に抽出したコーヒーにこだわるとしています。

どちらも自慢の商品に一切の妥協はありませんね。

引用:スターバックスの教え, 朝日新聞出版, pp.49.

さて、今度は両者の違いについて見ていきます。

 

 

相違点

1. 店舗にコーヒー豆が焙煎できる機械あり

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スターバックスとの最大の違いがここかもしれません。ブルーボトルでは、各店舗にコーヒー豆が焙煎できる機械が備え付けられています。日本の清澄白河店は2階建てとなっており、1度に35kgまでコーヒー豆を焙煎できる機械が1階部分にあります。

“コーヒー界のアップル”上陸! 「ブルーボトルコーヒー」のルーツは日本!?

しかしコーヒー好きの方なら記憶に新しい、昨年2014年末にスターバックスより発表のあったコーヒー焙煎所を併設した新業態「Starbucks Reserve」もシアトルにオープンすることから、コーヒー界もサードウェーブと呼ばれる新たな価値を提供する方向に進んでいるのかもしれません。

スターバックス「コーヒー焙煎所併設」世界初店舗がシアトルにオープン、”サードウェーブ”新業態で拡大戦略発表

 

2. ハンドドリップでコーヒーを提供

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ブルーボトルでは通常難しいとされるハンドドリップ形式でコーヒーを提供しています。

湯量や抽出時間の加減や見極めに技量がいる同方式ですが、ブルーボトルでは個人差が出ないよう、ドリップしている容器の下にタイマーと重量計が一体化した装置があり、湯を注ぐ量と時間を測りながら抽出しているのだとか。

このような工夫により、淹れたてのグンと美味しい味わいが楽しめるのですね。

“コーヒー界のアップル”上陸! 「ブルーボトルコーヒー」のルーツは日本!?

 

3. フードを店内キッチンで調理

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スタバではサンドイッチやドーナツなどのフードは既に調理されており、店内のキッチンで作るということは基本的に行っていません。(しかし温めてくれたり、美味しく食べる工夫はしてくれます。)

一方のブルーボトルは、ペイストリーなどのフード類の調理を店内のキッチンで行っています。フードにおいても作りたてを店内で食べられるのは嬉しい。一つひとつ、直接のハンドメイドにこだわっていることがわかります。

“コーヒー界のApple” 焙煎したてのコーヒーを提供する米サンフランシスコ発「ブルーボトルコーヒー」が日本上陸

 

4. 日本での初出店が閑静な地

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Pic By  写真は清澄庭園(東京都江東区)

スタバは銀座の中心という、観光客や買い物客が多い場所に立地したのに対し、ブルーボトルは清澄白河という、一見すると閑静なところに出店しています。これは、先ほど触れた焙煎する機械を置くという方針にも関係することで、生産拠点として最適な場所として選んだんだとか。

親日で知られる創業者のフリーマン氏が、ゆったりとしており静かな余韻の漂う清澄白河を新しいカフェ文化の象徴として考えたようです。同氏は、銀座「カフェ・ド・ランブル」や渋谷「茶亭羽當」などの日本カフェ文化の影響を大きく受けているそうですよ。

ブルーボトルコーヒー、清澄白河に2月オープン:青山に2号店も予定

 

5. はじまりの場所がガレージ

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これがブルーマンが “コーヒー界のApple” と言われる由縁です。本当に美味しいコーヒーをつくりたい!と当時、クラリネット演奏家であった創業者のジェームス・フリーマン氏が自宅のガレージでコーヒー作りを始めたことからスタートします。

ブルーボトルはこういった生い立ち、サンフランシスコで生まれたという背景から、GoogleやTwitterの創業者から出資を受けるなど、シリコンバレーのビジネスマンに愛されているのです。

一方のスターバックスは、そもそもがコーヒーの卸・小売業であったことからのスタートでした。

引用:スターバックスの感動サービスの秘密, ぱる出版, pp.60.