本日はいま話題の人気ブロガー、暇な女子大生さんにお話をお聞きしてきました!
– 暇な女子大生(佐田清澄) –
企業からのスポンサーやイベントなど、暇女さんは今まさに引っ張りだこ!
年齢・性別を超えて人々に愛される「暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ」の著者、暇な女子大生さんにお時間を頂き、インタビューしてきました!
――暇女さん、本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
――ブログ凄い人気ですね!僕もいつも読んでいますよ。
いえいえ、ありがとうございます。
――早速ですが、そもそもどんな経緯でブログを書こうと思ったのか、まずはこちらからお聞きしてよろしいでしょうか。
はい。ブログのタイトルそのままなんですけど、まぁ、暇だったからですね。
――なんと!(笑)何かきっかけなどあったのでしょうか。
そうですね。正確に話すと、大学もあと残り一年となった頃、派遣などのバイトを沢山やっていたんですが、それらを辞めた頃、本当に暇になったのでブログを始めたんです。
昔から文章を書くのは得意でした。小説を書いてコンテストに出そうとした事もあります。
――なるほど。昔から書くことがお好きだったんですね。中学、高校時代はどんな生徒だったのですか?
私は地方の出身なんですが、高校時代色々つまらなくて…ふと、山籠りしようと本気で考えていたんですよ。
それで受験のときは、某◯◯県にある山奥の大学を第一志望にしました。
※イメージ
でも東京の大学も受験してみたら、運良くそちらも合格してしまって。東京の大学へ行くことは最初、正直嫌々だったんですけど(笑)。家族が喜んでくれたので東京に行ってみようかなと思い、決めました。
(――10代にして、山篭りを考えていたとは! そして暇な女子大生、なんとも親孝行な女子大生…!)
大学では登山サークルに所属
意外ですかね?(笑)けっこう山登り好きなんですよ。(――やはり山?)
その時のエピソードが一つあって、山に登る度にサークルメンバーが交代でブログを書いて活動報告するんですが、たまたまそれを「書いてみないか」って言われて。そうしたら、「文章上手い!!!」ってメンバーの保護者にまで褒めてもらえたりして。書くことが面白いと思ったのはこの時ですかね。
――なるほど、周りの方が暇女さんの文才に気付きはじめた瞬間なのかもしれないですね。ブログに書いている内容はどうやって決めているんですか?
基本的に書きたいことを行き当たりばったりで書いてますね。
あ、ブログに書いてあるのは全部ほんとの事、実体験ですよ。暇ゆえに色んな場所に出かけたりしているので、ネタが尽きるということはないですね。
そうだ、 ブレイクさんが一番好きな記事はどれですか?
――僕はバレンタインの記事ですね!あれはとても面白かった!
私もその記事は気に入ってますよ。
――テーマや書いている内容も面白いですけど、絵もとてもお上手ですよね。
ブログに登場する暇女さん自作のイラスト(記事:誕生日だから元彼に電話をかけてみた)
ありがとうございます。別に得意でも何でもないんですが。美大出身でもないし…。
でも有難いことに、この度iPhoneケースをデザインさせて頂いたんです。自分の描いた絵が商品になるなんて感慨深いです。
“佐田清澄” の由来
――暇な女子大生(佐田清澄)のライター名で書かれていますが、名前の由来はなんでしょうか?
東京に来た時に、「清澄白河」という場所を知って、語感が凄くキレイだなと思ったんです。その場所の雰囲気も好きですが。
名字は、本名がすごく変わった名字だったのでシンプルなものにしたくて…。佐田真由美さんというモデルさんに当時憧れていたこともあり、佐田という名字を付けました。
東京都江東区 清澄白河駅近くの清澄庭園
佐田真由美さん(ファッションモデル(ViVi))
――なるほど!!
暇な女子大生が目指す姿
――今後やりたい事、目標としていることはありますか?
やはり、書くことで発信していきたいとは考えています。
あとは、今度イベントも開くのですが、活動の幅は広げて行きたいですね。みうらじゅんさん(漫画家・タレント)、いとうせいこうさん(小説家・ラッパー)満島ひかりさん(女優)に憧れています。どの方もみんなセンスが良くて、多方面に活躍されていることが凄いなぁといつも思います。
――「座右の銘」の様なものは何かありますか?
私の座右の銘…というか好きな言葉は、ハードルは越えるものでなく、なぎ倒していくもの。 今書いているブログも、暇だからやってみようと思ってやったことを、そのまま綴っているだけなんです。まずは目の前にあることに取り掛かってみる。一見「越える」しか方法はないように見えるものでも、「なぎ倒し」てでも突き進むくらいの心意気で望めば不可能なことなんてさほど無いように思います。
――なぎ倒す! 力強い!そんな心意気がとても大事だと僕も思います。
聞き手より
「暇だから」という理由ではじめた暇女さんのブログ。
それぞれのブログのテーマを見ると、「1人でバーに行ってみた」「男性を逆ナンしてみた」「元カレに電話してみた」と、誰しもがやってみたいけど、なかなか行動にできないことを「暇だから」という屈託のない理由で行い綴ってくれています。
それは逆に、「忙しい」という理由で行動できない多くの現代人に活力を与えているのかもしれません。
「暇だから」という物理的余裕に、「書く」という暇女さんの魅力が掛け合わさり、多くの共感を呼ぶ素晴らしいコンテンツが出来上がっているのだと思います。
忙しい現代社会(写真は朝8時の新宿駅)
また、冒頭で暇女さんが話してくれた、以前書いていたという小説。
これは当時、夢中で書き続け、本人も納得の作品にできあがったそうですが、提出期限が1日過ぎてしまい、エントリーできなかった、という悔しい思い出があるそうです。
そんな苦い経験をしつつも、再び書くということで、ブレイクスルーを果たした暇女さん。自分にも、過去にも負けないという強い思いに、私もとても刺激を受けました!
――最後にそうですね、いま困っていることは何かありますか?
うーん。最近はお仕事を色々頂いたり、やることが増えているので、もっと時間が欲しいなといったところですね。
彼氏かヒモかマネージャーさんに傍についてもらって叱って欲しいですね。「ちゃんと仕事しろ!」って。
と、既に完全に暇でなくなっている暇な女子大生!!
今後もそんな、暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ、目が離せないですね!
また、2014/6/2(火)、そんな暇な女子大生にリアルで会えるイベントもあるみたいですよ!
本日はありがとうございました!
ポイント
① まずは好奇心の赴くままに何でもやってみる
② 過去失敗したものでも、形を変えて取り組んでみる
③ ハードルは越えるものでなく、なぎ倒していくもの