こんにちは、@satoshi_gfa18です。
1週間ほどアメリカに行ってきました。
LAはほぼ変わっておらず、7年ぶりに行ったシアトルはAmazonGoに感動、そして9回目のニューヨークは変わらず刺激に溢れていました。
色々テック系のサービスを体験して来ましたので、レポートします。
①Scooter Sharing(LA)
サンタモニカでバイクシェアみんな爆走中 pic.twitter.com/Wu4PtdcWwu
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) April 29, 2018
3月末よりSFやLAで突如流行り始め、もっか毎日TechCrunchを賑わせてるスクーターシェアを友人と体験(Bird)して来ました。
スクーターはUCLA〜サンタモニカ〜サンディエゴで確認でき、サンタモニカのビーチ周辺では超流行っていた印象です。
UCLA周辺を散歩してたら早速見つけました!スクーターシェアのBIRD。QRコード読み取り前に免許認識が求められ、免許裏のバーコードを読み取ることで登録完了。注意書きがいくつか出た後にライド開始。結構広い道が必要だと思ったけど、キャンパス内はこれは快適ですわ! #BIRD pic.twitter.com/oS0Gax1Y2u
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) April 29, 2018
利用方法は、QRコード読み取り前にアメリカの自動車免許の認証が求められ、免許裏のバーコードを読み取ることで登録完了。注意書きがいくつか出た後にライド開始。1回利用1ドル、以後1分10セント。
わりとこの地域のフリーWifiは弱く、鍵の施錠解錠にネット接続が必要になるため、旅行者にとっては少し制約となりそうです。
Bird、LimeBikeの所感だけど、①圧倒的に街にスクーター&バイクの数があって、②どこにでも置けて、③高齢者でも利用できるほど簡単な点がとてもよい。加えて④乗り心地やUXが最高に良くて、⑤移動手段として普通に使えて、⑥安く、⑦デザインがクール、というかなり高度な設計がされている気がする… pic.twitter.com/gmj8TWp0Eb
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) April 30, 2018
また、バイクシェアはLime Bikeの電動付きのものが非常に快適で、どこにでも停められる点が本当に快適。
ofo、mobikeなどアメリカ西海岸にも広まっていました。
サンディエゴにはLimeBikeのスクーター、ofoとmobikeのバイクシェアが。バイクシェアはシンガポールで乗ったものと同じ感じ。 pic.twitter.com/PIO5GekS6E
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
②シリコンビーチ(LA)
以前にスライドでブログに纏めたLAテックコミュニティ、シリコンビーチの近況を少し見て来ました。
ここ最近、急拡大しているシリコンビーチの新たな一角、Playa Vistaを散策。写真1-3枚目は周辺最大の1,000人の会員がいるWeWork(PinterestやBusiness Insiderも入居しており4フロアー)、4枚目はFacebookオフィス(※写真許可済み)。GoogleやYahoo!もオフィスを構え、地価が高騰中。#シリコンビーチ pic.twitter.com/vZZMsq4nKW
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
【参考】アメリカ第3のスタートアップ圏 ロサンゼルス シリコンビーチの概要
元々トーランスに巨大なキャンパスを構えていたトヨタ跡地に、Big4の一社が入る噂がメディア等で出ていましたが、結果、ここ数ヶ月でトヨタは完全にテキサスに移動するも未だ空きのようです。(日系企業の多いトーランスも雰囲気変わりそう。。)
LAX空港から車で20分ほど南に行ったトーランスは、トヨタ自動車の米国本社を中心に数十年に渡り日本企業が栄え、日本食も手に入りやすく、とても住みやすい場所。トヨタがテキサスに完全移転したみたいで看板もなくなってた。僕もこの辺りが近かったけど、街の雰囲気がこれから変わって行きそうだな… pic.twitter.com/FPzn0iPqkY
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) April 29, 2018
ますますLA周辺のテックコミュニティが大きくなりそうな予感です。
③AmazonGo(Seattle)
1月末の一般リリースからテッククランチやYoutubeで動画を見ていましたが、遂に体験できました!
AmazonGoやってきた!まず入口でアプリをかざして(事前にアカウント連携)バーコードを読み取り、あとは好きなものを袋に入れてお店を出るだけ!店を出た後、2分ほどで購入明細が届く。
これはめちゃ面白い!袋(オレンジ色のおしゃれなバックが無料でもらえる)が入口すぐにあるとなお良かった印象! pic.twitter.com/4esRA0JA0O— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
入口は5レーンあり、3レーンが入口用、2レーンが出口用。混雑はなさそう。アプリをかざすと「Go!」のマークと音が出て扉が開き、テンション上がる。帰りはただ通るだけ。また、噂のカメラは天井にたくさんあった。 #AmazonGo pic.twitter.com/bPcvO1PeWO
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
上にちょろっと書いてますが、この無人コンビニは天井にある無数のカメラによるものなのです。
商品ラインナップについては、アメリカのスーパーのミニ版といった感じ。しかし消費財系のものはなく、食料品がほとんどです。
写真1枚目、お酒コーナーもあるが、エリア付近にスタッフがおり、手に取るためにIDの提示が必要。写真2,3枚目、アプリで取り扱い商品と価格は確認可能だが、在庫確認は不可。写真4枚目、ポッキーなど日本のお菓子も売られているが高価格。また、Whole Foodsの商品は現状一部の365ブランドのみ。 pic.twitter.com/2g3JQtvGi9
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
所感としては、非常に面白くスムーズだったのですが、入口横にあって欲しい袋がやや取りづらい位置にある点、利用にAmazon.com のアカウントが必要になりますが、商品購入履歴にはGoの購買履歴は表示されない、ギフトカードの残高とか使えないなどちょい感じました。
Amazon Goが体験できるのはこのシアトルの1店舗のみなのですが、実は中国・上海でも同様のサービスが既にあります。
そしてこちらは自宅まで届けてくれるもの・・中国テックすごいです。
④E-Commerce発の実店舗(NY)
ニューヨークにはオンラインから販売を開始し、実店舗を設け始めるプロダクトが多いです。
行く度にSoho辺りを散策してますが、昨年秋に行ってみたBirchBox、WarbyParker、Timbuk2などに再訪しました。
#USのサービス紹介 Vol.23 @birchbox NY発サンプルコスメグッズのサブスクリプションサービス(月額定額10ドル)。お試し後に大容量のものも購入できる。全米唯一の実店舗がSoHoにあり、5つ15ドルのメンズ版サンプルをトライしてみた。アメリカと欧州にて展開中。 pic.twitter.com/Wf76HIg8Sn
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) September 23, 2017
また、既に10万個以上売れているスーツケースAWAY(頑丈、軽い、USBチャージャー付、クール)を購入してみました。
#USのサービス紹介 Vol.24 @away 旅行者のニーズを多く取り入れたスーツケース。豊富な衣類収納スペース、USBなどがあり、既に10万個が売れてる。2週間前にオープンしたばかりの実店舗へ。世界中から集まるチームが実にクール。https://t.co/TosuacCtpd pic.twitter.com/yh077WtqVN
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) September 23, 2017
早速、帰りの空港でCAの方がAWAYを認識していて(チャージャーを外すように言われる)、よくよく周囲を見ると、AWAYユーザーがかなり多いことにも気づきました。長く使います。
6年使ったスーツケースが行きのフライトで破損したため、AWAYを購入。E-Commerceからスタートして実店舗化したアメリカのスタートアップらしい製品。軽いし、機能的にも素晴らしいが、何よりデザインがとても良い。今度は7年使うで。 pic.twitter.com/HATyDOw3qg
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 3, 2018
⑤Amazon Books(NY)
最後は、Amazonの書籍の実店舗(本屋)です。
Amazon booksに来ました!ニューヨークには2店舗、全米では15店舗ほどあるみたい。echoやkindle、fire tvも売られてます pic.twitter.com/H4bkBLjlzI
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 2, 2018
店内にあるQRコードを読み取るか、https://t.co/3DQHSlMnbUアプリの設定から「Amazon Books Checkout」を押すことで、Amazonアカウントで決済が可能。ギフトカードの残高も使えるので便利。これはGoと異なり、決済時は人の手を介してます。 pic.twitter.com/IKO84EZE2E
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 2, 2018
特徴として、タイトルが見えやすい陳列方法にする、データ分析に基づくレコメンドをリアル店舗でも適用している、などの工夫がされているようですが、これはあまり実感ありませんでした…。
また、店舗の隣にはAmazon Lockerがあったりで、これさえあれば旅行者でも出張者でも手軽に注文できるかと…Whole Foodsにもたくさん設置されていました。
そして店舗の隣にはAmazon Lockerが。Empire State Buildingの向かいであるためか、EMPIREという名前らしい笑。これさえあれば旅行者でも出張者でも手軽に注文できる… pic.twitter.com/zdmns2e7oJ
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 2, 2018
Whole FoodsのこのAmazon感!! pic.twitter.com/nsHoSIBYfj
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 1, 2018
その他
-1年前は一部のアプリ好きの中で使われていた印象のViaがニューヨークでかなり浸透していました(肌感)。
参考:UberやLyft, Junoなどアメリカライドシェアサービス8種の最新状況レポート
-ソフトバンクも出資しているスタートアップ系ガジェットを扱う店、b8taのプロダクトは変わらず面白いです。
ただ、半年前に訪問してからほとんど変わっておらず、少し残念。気になったガジェットは以下の3つです。
今回もb8taに訪問。キックスターターに出てたりする最新のスタートアップガジェットが出揃う店。
写真2枚目、イヤホン内蔵のサングラス(100ドル)、3枚目、ミニマリスト専用のライトで高収納なスーツケース(170ドル)、4枚目、書いた軌跡を認識してデータとして保存できるペン(130ドル)。 pic.twitter.com/xRzHcJt4a5— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) April 30, 2018
b8taは昨年の3店舗から、全米70箇所まで拡大しているので、アメリカに訪問される際にぜひ!おすすめは月並みながらTileです。
やはりサービスは使ってみるに限りますね。また定期的にアメリカを訪れてレポートします。
最後におまけです
アメリカで売ってて日本で売ってない鉄板のお土産は「ファブリーズのゴミ袋」。紐付きで捨てやすく、香りが程よく超使える。普通にスーパーで売ってるのでアメリカに旅行の際はぜひ。 pic.twitter.com/d9R0oESDmK
— Satoshi Onodera🔥 (@satoshi_gfa18) May 2, 2018