日本でもリリース間近のPokemon Go。
アメリカ在住の機会を活かし、一足先にプレイして感じたことを伝えてみます。
まず初めにどうしても伝えたいのが、Pokemon Goはめちゃくちゃ面白い!
正直面白いなんてもんじゃなくて、今までみんなが求めてたリアルゲームって感じです。これは本当に凄いゲームだと思います。
みんなマジでプレイしてる!
本当に冗談抜きでみんなPokemon Goをやっています。
リリースした次の日から街は明らかにおかしかった。笑
スマホをいじっている人を見ると、みんなポケモンを捕まえてる。
街中を歩いて、歩いてるみんなが、同じことをやってる感動は素晴らしいものがあります。


水曜の仕事の後、近くの繁華街に出てみると、Pokemon Goをプレイする多くの人で湧き上がっていました。
小1時間でざっと300人ほどの人とすれ違ったでしょうか。思わずスマホをいじっている人の画面をちらっと見てしまうのですが、感覚では実に200人強はPokemon Goをプレイしていると思います。(これ、本当に盛ってないです!)
みんなこんな感じで、友達同士でカップルで家族で一人で、スマホ画面越しに現実世界に見るポケモンを追いかけています。これ、やばすぎるだろ!
運動嫌いなアメリカ人が外に出るようになった
みんなプレイ中ずっと歩き回っています。
一概に言えませんが、私の印象では普段ほとんど運動していない層はアメリカでも多く、これまで運動してこなかった彼らの足が悲鳴をあげてるのは間違いありません。
ポケモンは家にいても捕まりません。さらにモンスターボールなどのアイテムが不足すると、課金するか名所に行かなくてはならないので、お金を払いたくなければ嫌でも出歩かなくてはならない。
車社会のアメリカにPokemon Goが与えた衝撃。みんなポケモンを捕まえに外に出だしたのです。


道を歩けば、みんながポケモントレーナーで、すれ違った人同士で、どんなポケモンがこの辺りにいたとか情報交換するようになり、フレンドリーな文化があってか街中で大盛り上がりをする人がちらほら。
レアポケモンが出たとの情報でニューヨークのセントラルパークに人が集まったり、森を歩き回っていて死体を見つけたり、指名手配犯が警察にポケモンを見つけに行き捕らえられたりと、とんでもないニュースが起きまくっています。
日本の方がポケモンマスターには近い?!
これは私の勝手な想定ですが、アメリカでのプレーヤーよりも、日本のプレーヤーの方が明らかに有利な点が多いと思います。
第一に、地理的な問題。
Pokemon Goは実際に街を歩いてポケモンを探すゲームです。いまのところ各種のブログなどによると、レアなポケモンは有名地に出やすい模様。
また、名所を回ることでアイテムや卵をゲットできるわけですが、アメリカは国土が広い。その点、日本は例えば東京や福岡のように、一拠点に集中して観光地(名所)や人が集まる場所が存在する。アメリカはそこに行くまで、車で移動しなければならない。
これは結構大きな話です。というのも、ポケモン探して歩き回ってると、かなり疲れます。(笑) 広くなればなるほど、なおのこと疲労は溜まってきます。
時間についても、移動手段がほぼ車であるアメリカに対し、日本は都市を中心に電車移動が主。電車に乗りながらPokemon Goはプレイできますが、運転中はもちろんプレイできないのも時間的制約が多いと思われます。(でもたまにやってる人いるw)
第二に、治安の問題。
アメリカでは、どんなに安全な都市といえど、夜中歩き回ることはまずありえません。
私は以前に、全米で最も安全な街に選ばれたこともある都市に住んでいたことがありますが、20時を過ぎたら誰も外を歩いていません。(というより昼間でも歩く人は珍しい)
他の都市でもニューヨークなど以外は、夜はびっくりするほど静まっています。
それに対し、日本は24時間営業しているコンビニをはじめ、夜中でも出歩ける環境にあります。
上記に記載の通り、Pokemon Goは歩き回らないとポケモンをゲットできないゲームなので、夜家の中にいてはゲームが進みません。
東京なんてまさに最強のポケモンフィールドになること間違いなしか、、!?
東京なんてまさに最強のポケモンフィールドになること間違いなしか、、!?
(それともアメリカ人、危険をおかして夜にも外出しだすか?)
第三に、物価の問題。
アメリカでは物価が総じて高いです。もちろんモノによりますが、食事に関していうと、ファーストフードなどを除けば外食自体総じて高い。
ハンバーガーやサラダなどの1品料理を食べたら、ランチでも単価で7〜15ドルかかります。
これは商品の値段で、加えてTAXとチップがかかります。TAXは州によって異なり概ね10%ほどですが、さらにチップが10〜15%乗るので、合計すると15〜20ドルはかかってしまいます。
日本でランチが1,000円以上かかる、丸の内や外苑前あたりのランチ事情に比べ、倍近くかかってしまうのです。
そうすると、ランチはお弁当を作って持参する人も多いです。(アメリカでは巨大な冷蔵庫に一週間や二週間分の食材をまとめて入れておくのが多いように思います。)
夕食についても、何より家族文化もあって、みんな家で食べることが多いです。
それに比べ、日本には350円で牛丼が食べられたり、100円マックが存在したり、格安居酒屋があったり、わりかし少額で外食できる環境があります。
これは、つまり外出したくなる土壌が日本にはあるということ。(これに、マクドナルドがPokemonバトルのジムと化すなんて、絶対にみんなマック行くだろ!)
ここに書いたのは一部ですが、満を持して日本でリリース迎えたら、あっという間に日本のプレーヤーが世界トップレベルになるのでは、、?(それも加味したサーバー増強か)


最後にプレイしてちょっと感じたまめ情報を載せます。
・電池は即効なくなる。絶対モバイルバッテリー必要
・ポケモンを捕まえる際は、止まったほうが捕まえやすい
・ポケモン出てきて鳴き声聞いた時は、マジ感動する
・なぜかアーボいっぱい出てくる
・1万歩はおろか5万歩くらい普通に歩く。筋肉痛注意
・ディズニーランドでもみんなポケモンを捕まえてた。ミッキーも捕まってた
