今回は、都内の某超有名店でセラピストとして活躍されている、あけみさんにお話しを伺いました。彼女の突き抜けた体験とは何だったのでしょうか。今回はインタビュー形式でお送り致します!
世界有数の有名店で活躍するセラピストになるまで
―現在のお仕事について、教えてください。
私は現在、セラピストとして働いています。高校卒業後に何がしたいか自問した際に「人のために働きたい、人に近いところで働きたい」という思いが強くあって、人に近い形で、人に直接触れることのできるマッサージという仕事を選んだんです。関わるすべてのお客様に癒やしを感じて頂く事が私のミッションですね。
―なるほど!それは是非、一度体験したいですね(本気)仕事で普段気をつけられている事はありますか?
はい(笑)。お客様に心身ともにリラックスして頂くため、毎回心を込めてマッサージすることを心掛けています。私は、相手の事を本当に考えて接すれば、気持ちは必ず伝わると考えて意識しているのですが、これはマッサージに限らないことだと思うんですよね!
休みの日にボランティア(募金のお手伝い)をしていた時期があるのですが、募金活動もただ、なんとなくお願いをしてても全然集まらないんですよ。本当に皆さんの心に働きかけるためには、接する側が心から思いを伝えなくては、相手には伝わりにくいものだと思うんです。リアルな話をすると、心を込めて真剣に呼びかけるか否かで、本当に同じ場所で同じ人数で行っても、募金額は1/3ほどにもなってしまうこともあるんですよ!これって結構すごいことじゃないですか(笑)。
― 3倍も違うって凄いですね!ちなみに余談ですが、金額でどれくらい集まるかお聞きしてもよいですか。失礼ですが、募金の時間分、働いた方が集まるのでは?とも考えてしまいます。
金額はエリアによってまちまちですが、集まらない場所、集まらない日でも7〜8万円は集まりますよ。あっ、だいたい3人くらいでやっていますけどね。(もちろん募金を募るテーマにもよると思います。)
― えーそんなに集まるんですか!
もちろん募金ですので、報酬ではないですよ(笑)。
―あっ、そうですよね。でもすごいなぁ。
―お仕事に話を戻しましょう。仕事でこれは良かった!というエピソード等はありませんか?
一つ自分の誇りでもあるのですが、時にマッサージをした後、お客様が涙を流される事があります。そういった時、私も感動のあまり一緒に涙してしまうのですが、お互いに心が通じ合えた瞬間なのかなぁと思え、とても嬉しいですね。あ、もちろん痛いからってことじゃないですよ(笑)。
―すごい…これはほんとに是非一度お受けしたいですね。
自分にまったく自身のなかった高校時代
― 学生時代はどのように過ごされていたのですか?
小さい頃は、とても人見知りが激しく、自己否定ばかりしていましたね。家庭の問題などもあり、親の影響を第一に受けたのではと考えているのですが、親が厳しいながらも、しっかりと私を育ててくれたのかな、と思います。しかし、高校時代には心身ともに参ってしまった事もありました。
― その時は、どのように乗り越えたのですか。
その時は、全く人と関わりたくなかったんですが、それでもなんとかしたいという思いが強くあったんですよね。そこで、自分の周りは楽しそうに思っている人が集まっていると感じ、観察し続け、みんなの良い所をとにかく真似しました。
楽しい時の笑うタイミングを真似して、理想となる人を真似して…全部が完璧な人なんていないけれど、みんな必ず良い所を持っているんですよね。そんないろんな人の良い所を感じとるように意識して、その良いとこ取りをしている感じ(笑)。
そんな風に周りの人の良いところを真似しているうちに、自分もどんどん明るい気持ちになってきて、毎日が楽しくなってきたんです。
専門学校時代の大成長
― 高校卒業後について、教えてください。
漠然と人に近いところで仕事がしたい、と考え、セラピストの仕事を選び、専門学校に行きました。この時は直感に従った感じであったのですが、いま振り返れば良い決断ができていたかと思います。
自分にも向いてることで、皆の良い所を真似ることも続けていて、専門学校時代は、2年間で何度も特待生にもなれたんです。私にとっては、人生で初めて、成功だといえる経験で、それらが積み重なって現在に至る感じですね。
卒業後は、まずセラピストとして、いろんな人と関わるためにスーパー銭湯で働いたり、観光地での思い出づくりに貢献したいと思ってリゾートスパで働いたり、経験を積みました。現場の経験はどれも大変でしたが、いまとなっては糧となっていると思います。
そしてあけみさんは、世界有数の有名セラピーに最年少で入社することになる。
― 凄いです。早くにご自身の道を見つけ、ひたむきに努力されてきたのですね!
― これからはどのような事をやっていきたいですか。
夢としては、いつか自分の店を持ちたいですね。今の職場もとても好きですが、より自分がやりたいスタイルで、お客様と接していけたらもっと良いかな、とも思うんです。
①癒やしがあり、②優しさがあり、③ユーモアがある、そんな女性を目指していきたいと思います!
聞き手より
相手の気持ちを一番に考え、奉仕心の溢れる素敵な方だと感じました。また、ご自身の道を早くより見つけられ、目標を持って行動し続ける向上心は、まさにブレイクスルーの源泉なのかと思います。ご自身の夢に向け、さらにご成長していかれる事、僭越ながら応援致します。
本日はありがとうございました!
ポイント
①まずは自分から相手のことを第一に考え、人と接してみる
②楽しそうにしている人の行動、笑うポイント等、些細な所から真似てみる
③若い時かつ、自分が精神的に良い時の直感を信じてみる