マーケティング・プロモーションを手掛けるトレンダーズ株式会社が運営するwomedia Laboは29日、消費行動や嗜好、情報収集方法などに基づき、象徴的な女性像を12タイプにカテゴライズしたレポートを発表しました。
調査は18〜50歳の女性にフォーカスされ、生まれ年をベースに分類した上で、消費行動や情報収集方法(SNS利用実態)などを定量的に分析した結果をもとに分類されています。
思考やファッション、人生観などについても言及されており、大変に面白い調査になっています。
レポートでは、生まれた時期を基準とし、4つの世代ごとにそれぞれの女性像を表しています。さあ、あなたは一体どのタイプ?
ここではレポートの一部をご紹介します!
①現18〜25歳の世代。安定志向で、コストパフォーマンスを重視するソーシャルネイティブな “ゆとり、さとり世代”
ゆとり、さとり世代の象徴的女性像は5種類あるとされています。
かわいく自己演出する “モテDJタイプ”、異性からの視線を気にせず、独自に女子らしいアイテムを好む “ザ・女子”、海外トレンドをミックスした独自路線のファッションを好む “ネオギャル”、自分が生まれ育った地元に根ざし、仕事や生活など概ねすべての行動がその圏内で完結する “マイルドヤンキー” タイプ。学生、社会人を問わず29歳程度までに多くいるフラットな “大衆さん”タイプの5種類です。
②現26〜32歳の世代。半数が既婚者、子供が小さい分専業主婦率も高め、キャリア志向も高まる “はざま世代”
はざま世代は、①タイプの「ザ・女子」「ネオギャル」「マイルドヤンキー」「大衆さん」の4タイプに加え、下記4タイプがあるとされています。
都会で働き、ファッションでもライフスタイルでも最新トレンドを意識して追いかけるアクティブ層である “アクティブトレンドセッター”、自分のキャリアに堅実なタイプ。
総合職に多く、他にはフリーランス、自営業などにも多い “バリキャリ”、子育てに勤しむ若手ママの “育休ママ”。
最新のトレンドを追いかけるのではなく、自分にあったものをきちんと選んで、丁寧に暮らしたいと願っているライフスタイル重視の “ライフスタイリスト”の9タイプがあるとされています。
③現33〜45歳の世代。約6割が既婚者で子供も複数人、自分の“家族”を持つ “就職氷河期世代”
就職氷河期世代は、②タイプの「育休ママ」「バリキャリ」「ライフスタイリスト」の3タイプに加え、以下の2タイプがあるとされています。
ママカテゴリの中でも特にアッパー層で、世帯年収800万円以上の専業主婦である“セレブママ”。
さらには、子供も複数人おり、家計簿などをつけ、節約意識が高いタイプである “ザ・主婦”があげられます。
④現46〜50歳の世代。5人に3人が「政治・社会問題」に関心あり「資産運用」についての関心度も高い “バブル世代”
バブル世代は、②③タイプの「セレブママ」「ライフスタイリスト」「ザ・主婦」の3タイプに加え、以下のタイプがあるとされています。
1965~69年生まれ、バブル期に就職活動をおこなったバブルの申し子的な存在。結婚して子供がいる人も多いが、子供を産まない選択をしてキャリアにまい進している層も一定数いるとされる “ザ・バブル”
です。